Facebook広告やInstagram広告(通称:Meta広告)を運用していると、「フリークエンシーが高いのにコンバージョンが伸びない」という状況に直面することがあります。

この記事では、Meta広告におけるフリークエンシーの意味と、それを活用したクリエイティブやターゲティングの改善方法について解説します。
フリークエンシーとは?
まず「フリークエンシー(frequency)」とは、一人のユーザーが一定期間内に広告を見た平均回数を指します。
たとえば、フリークエンシーが「5」となっていれば、ユーザーが平均して5回その広告を目にしているということです。
フリークエンシーが高いとどうなる?
フリークエンシーが高くなると単純接触効果という視点では有効かもしれませんが、以下のようなデメリットも生じる可能性があります。
- 広告に対する反応率(CTR)が低下する
- コンバージョン率が落ちる
- 結果としてCPCやCPAが悪化する
このように、極端にフリークエンシーが高くなる=広告効果が落ちる兆候と捉えることもできます。
コンバージョンが出ない原因とは?
Meta広告の公式コンサルの見解によると、フリークエンシーが高いのにコンバージョンが出ないのは、「そのオーディエンスが広告に興味を持っていない可能性が高い」とのことです。
つまり、「今の広告」と「今のターゲット」の組み合わせに、どこかしらのミスマッチがある状態です。
フリークエンシーが高く、成果が悪いときの対策
フリークエンシーが高く成果が悪いときには以下の対策が検討できます。
対策①:ターゲティングを広げる
既にリーチしている層では反応が薄いと分かったら、新たなユーザー層にアプローチするのが効果的です。
特に、狭すぎるターゲティングをしている場合は細かいターゲティングを設定しない「ブロード配信」を一度試してみるのも有効です。
対策②:クリエイティブを変更する
フリークエンシーが高いということは同じユーザーが同じ広告を見ているということです。この状況が続くと「クリエイティブの摩耗」と言われるように、ユーザーが同じ広告を見慣れてしまい、何の反応も起こさなくなってしまいます。このような場合はクリエイティブを変更することが必要になってきます
理想は「まったく別の切り口で新しいクリエイティブを制作する」ことですが、リソースや時間の都合でそれが難しいことも多いですよね。
そのような場合は背景の色を変える・写真の被写体を変えるといった軽微な変更でも、意外とパフォーマンス改善が見込める可能性があります。
すぐ試せる変更例
- 背景色のトーン変更(青系→赤系など)
- 被写体の差し替え(モデルを別の人物に変更)
- テキストの表現の見直し(煽り系→安心感訴求など)



複数パターンの広告を配信して効果が改善するか様子を見てみましょう。
対策③:キャンペーンの種類を見直す
特定の目的(例:リーチ、認知)で成果が出ない場合は、キャンペーン目的そのものの見直しも効果的です。
- リーチ目的は広告は多くの人に届くが、コンバージョンは期待しづらい
- コンバージョン目的は成果重視だが、クリックが少なくコンバージョンが取れないと学習が進まない



広告効果が鈍化している場合、「目的に合ったキャンペーン設計ができているか?」も再確認してみましょう。
まとめ:フリークエンシーの数値は“ヒント”に過ぎない
フリークエンシーが高い=悪い、というわけではありませんが、「その数字をどう読み取るか」が重要です。
もしフリークエンシーが高いにも関わらずコンバージョンが思うように出ていない場合は、
- ターゲティングの範囲を広げる
- クリエイティブを見直す
- キャンペーン目的を再確認する
といったアクションを検討してみてください。



フリークエンシーを「広告改善のサイン」として活用することで、Meta広告の成果をより高めていきましょう。