Meta広告(旧Facebook広告)を運用していると、「カスタムオーディエンスと詳細ターゲティングって併用できるの?」「どんな挙動になるの?」という疑問に直面する方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Meta広告のターゲティング機能の中でも重要な 「カスタムオーディエンス」と「詳細ターゲティング」 の併用について、Meta広告のコンサルから伺った公式見解をもとに詳しく解説していきます。
カスタムオーディエンスとは?
カスタムオーディエンスは、Meta広告の中でも非常に重要なターゲティング手法のひとつです。
以下のような「既知のユーザー」に向けた広告配信が可能です。
- 自社Webサイト訪問者(リターゲティング)
- メールアドレスなどの顧客リスト
- アプリ利用者
- Facebookページとのインタラクション履歴がある人
このように、すでに接点のあるユーザーに広告を届けることができるため、CV(コンバージョン)に繋がりやすい高精度なターゲティングが可能です。
詳細ターゲティングとは?
詳細ターゲティングは、興味・関心や行動、属性などの条件でユーザーを絞り込む機能です。
例えば以下のような条件でターゲティングが可能です。
- 「ビジネス」に関心がある人
- 「30代の男性」で「デジタルマーケティング」に興味がある人
- 「Instagramをよく使っている人」
新規顧客の獲得や、まだ接点のない潜在層へのアプローチに活用されます。
カスタムオーディエンスと詳細ターゲティングを併用するとどうなる?
Meta広告では、カスタムオーディエンスと詳細ターゲティングを併用することが可能です。このときの基本的な挙動は以下の通りです。
デフォルトではAND条件
カスタムオーディエンスと詳細ターゲティングの併用はデフォルトではAND条件として機能します。つまり、「カスタムオーディエンスに該当し、かつ詳細ターゲティングの条件にも該当する人」のみが広告配信対象になります。
例:
- カスタムオーディエンス:サイト訪問者
- 詳細ターゲティング:30代男性でマーケティングに関心がある人
この場合、「サイト訪問者かつ30代男性でマーケティングに興味がある人」が対象になります。
Metaの最適化ロジックによってOR条件にも拡張
カスタムオーディエンスと詳細ターゲティングの併用は設定初期は AND条件 で配信されますが、Advantage+オーディエンスを有効にして配信した場合は以下の挙動になるとのことです。
CV(コンバージョン)が出なければカスタムオーディエンスのみ に配信
それでも成果が出なければ、詳細ターゲティングのみ に配信
このように、Metaのアルゴリズムが「この条件では成果が出にくい」と判断した場合、ターゲットを自動で柔軟に切り替えてくれるというわけです。
この仕様により、広告配信のパフォーマンスを最大化することが可能になります。
ただし、Advantage+オーディエンスを無効にして配信した場合はカスタムオーディエンスAND詳細ターゲティングのターゲットのみに配信され、自動的にターゲットが拡張されることはありません。
実務での活用ポイント
ここからは実際の広告運用において、どう設定するべきかのヒントをまとめます。
カスタムオーディエンスが最も重視される
Meta広告の公式コンサルによるとターゲティングではカスタムオーディエンスが最重要視されるとのことです。
接点のあるユーザー(リターゲティングや顧客リスト)に対して広告を届けたり、類似オーディエンスを使うなどして効率的にCVを狙いましょう。
新規獲得には詳細ターゲティング
新規ユーザーを獲得したい場合には、詳細ターゲティングでペルソナに近い層を設定することで、CV予備軍へリーチできます。
Advantage+オーディエンスは基本ONでOK
AIの自動最適化を活用した方が、多くのケースで成果が安定しやすいです。
ただし、あくまで「カスタムオーディエンス > 詳細ターゲティング」の順に優先される点を理解したうえで設計しましょう。
まとめ
ここまでの要点を止めると
- カスタムオーディエンスと詳細ターゲティングの併用はAND条件が基本
- Advantage+がONだとCV状況に応じてORに拡張
- カスタムオーディエンスが優先的に使われる
- 新規獲得とリターゲティングを使い分けることが重要
Meta広告はAIの進化により、柔軟で効果的なターゲティングが可能になっています。設定の意図やロジックをしっかり理解して、運用に活かしていきましょう!