飲食店の集客をGoogle広告で成功させるおすすめの方法を紹介します!

【Google広告】 飲食店の集客を P-MAXで成功させよう!

ウェブ広告って飲食店にも効果あるの?

そんな疑問を持つオーナーの方にこそ試してほしいのが、Google広告のP-MAX(パフォーマンス最大化キャンペーン)です。
この記事では、P-MAXを使って実店舗の来店数と売上を増やすための実践的な設定方法を徹底解説します。

目次

なぜP-MAXが飲食店に効くのか?

P-MAXは、Googleが提供する自動化された広告キャンペーンです。
検索広告、YouTube、Gmail、ディスプレイ広告、Googleマップまで、複数の媒体に横断的に広告を出せるのが最大の特長となっています。

P-MAXを飲食店の集客に使うにあたっては以下のような強みがあります

  • 店舗周辺に対するピンポイントな配信が可能
  • 来店に近い見込み客へ検索やGoogleマップで効果的にアプローチ
  • 簡単に始められ、少額予算でも効果を出しやすい

店舗周辺に近寄ったユーザーに効果的に配信できるため、実店舗集客に強力な威力を発揮するんです!

スタート前に必須!Googleビジネスプロフィールとの連携

P-MAXを最大限活用するには、Google広告とビジネスプロフィールの連携が不可欠です。これにより、Googleマップでの検索やナビ利用時にも広告が表示され、来店につながりやすくなります。

連携手順(Google広告側から設定):

  1. Google広告にログイン
  2. 上部ナビゲーションから「ツールと設定」→「データマネージャー」をクリック
  3. 「接続されたプロダクト」→「ビジネスプロフィール」を選択
  4. 「+接続」をクリックし、自店舗のプロフィールを選択または検索
  5. 承認リクエストを送信(オーナー側で承認が必要)

この連携によってGoogleマップへの広告表示や「経路案内」ボタンのトラッキングが可能になります。

Googleマップでの経路案内を使えるようにするため、必須の連携作業です!

キャンペーンの目標は「来店数と売上向上」、コンバージョンは「ローカルアクション – 経路」で

P-MAXキャンペーン作成時は、目標選択が超重要ポイントです。
飲食店なら「来店数と店舗売上の向上」を選択し、広告が自動的に“来店見込みの高いユーザー”へ最適化されるように設定しましょう。

コンバージョン「ローカルアクション – 経路」に設定

キャンペーンのコンバージョンは「ローカルアクション – 経路」を設定しましょう。

これにより、「Googleマップでルート検索をした=来店意欲が高いユーザー」という行動を計測でき、最適な広告配信に活かせます。

地域設定は「半径1km以内」が鉄則

来店型ビジネスにおいては、遠方ユーザーへの広告配信は非効率になることが多いです。
特に立地が駅近やオフィス街などの場合、半径1km以内にターゲットを絞ることで「今すぐ来店できる人」にアプローチできます。

地域設定はキャンペーン作成時に「半径指定」で設定可能。ランチ営業ならビジネス街、ディナー営業なら住宅地など、地理的条件に応じて調整しましょう。

食事に時間をかけたくないお客さんを狙うなら近場一択。時間にゆとりがあって多少遠くても来店できるお客様には遠方も視野にいれます。

配信時間は「営業時間+30分以内」で効率よく

P-MAXは24時間配信が初期設定になっていますが、営業時間外の配信は無駄になるケースが多いです。

おすすめの配信時間:

  • ランチ営業:11:00〜14:00
  • ディナー営業:17:00〜20:30

このように来店可能な時間帯にだけ配信することで、無駄なクリックを減らし、広告費を効率的に使えます。

お店が閉まっている時間帯やお客さんが多すぎる時間帯に配信した場合、せっかくお客さんが来てくれても食事を提供できないからです。

アセット(画像・動画)は「美味しそう」重視でOK

P-MAXでは、広告に表示される画像や動画=アセットが極めて重要です。
プロ品質の撮影でなくても構いません。「とにかく美味しそう!」と思わせるビジュアルを用意しましょう。

効果的なアセット例

  • スマホで撮った湯気の立つラーメンのアップ
  • 焼きたてピザのカットシーンを動画で
  • 笑顔のスタッフと清潔感のある店内

視覚情報は食欲に直結します。手持ちのスマホで十分なので、魅力が伝わる素材をしっかり揃えましょう。

美味しそうな画像や動画を日ごろから撮りためておくことをおすすめします!

LPにはGoogleマップを正しく設定しよう

ユーザーが広告から店舗の場所をすぐ確認できるように、LPにはGoogleマップのリンクを正しく設定しましょう。

正しいマップリンクの作り方:

  1. Place ID Finderを使って自店のPlace IDを取得:
    Google Maps Platform – Place ID Finder
  2. 以下のURL雛形を使う:
    https://www.google.com/maps/search/?api=1&query=Google&query_place_id=〇〇〇〇〇
  3. 〇〇〇〇〇の部分に自店のPlace IDを差し替えてLPに設定

※マップの「共有リンク」では正常に動作しないので注意!

広告配信を開始してすぐに、実際に検索して自社の広告を表示させ試しにタップしてみましょう。正常にGoogleマップの店舗が表示されればOKです!

実例:立ち食いそば店で客数1.5倍に

ある立ち食いそば店では、上記の設定でP-MAX広告を運用したところ、夜間の客数が約40人から約60人に増加しました。
単価1,000円の食事に対して広告費は1日2,000円。品切れになるほどの来客があり、広告費をかけた分だけしっかりリターンが出たとのこと。

また、別のたこ焼き店でも「ネット広告を見て来た」という声が急増しました。田舎のお店でしたがしっかりと効果が出たため、田舎にあるお店でもWeb広告が集客の武器になることが証明されました。

再現性がある戦略でしたので、読者さんのお店でも上手くいくかもしれません!

まとめ:飲食店の集客はP-MAXの運用次第で成果が変わる

Google広告のP-MAXは、地域設定、時間帯、アセットの質、そしてコンバージョンとリンクの設定によって成果が大きく変わります。
少額からでも始められ、店舗の特性に合わせて最適化することで、来店数と売上を効率的に伸ばすことが可能です。

まずは1日2,000円程度からスタートして、自店舗の強みを活かした設定でP-MAXを活用してみましょう。

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また、簡単なウェブサイトについても制作や分析も行うことができます。

飲食店を経営されていて「ウェブ集客についてよくわからない…」とお悩みの方に寄り添ったウェブマーケティングサポートが可能です。

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この記事を書いた人

Web制作会社に所属するウェブマーケター
Web広告、Webサイトのアクセス解析、SEOコンサルが主な業務。
数千ページのコンテンツを有する大企業から中小企業まで様々なクライアントのウェブマーケティング支援を担当している。
クラウドソーシングサイト「ランサーズ」で認定ランサーとしても活動中。

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