先日、日本統計学会が主催する「統計検定 データサイエンス基礎」に合格したので受験した際の勉強法や感想を書いていきます。
ビジネスパーソンは取っておいて損のない資格ですのでぜひこの記事を参考に受験してもらえると嬉しいです。
勉強法について
データサイエンス基礎は他の統計検定の科目と比べると新しい資格になりますので、どう勉強していいか悩む方もおられるかもしれません。
私が行った勉強法について紹介しますね。
使用した教材
2024年6月時点では公式の過去問はなく、公式テキスト1冊のみ販売がされています。
私はこのテキストだけを使って受験しました。
データサイエンス基礎はすべての問題をExcelで解いていく形式になります。Excel使える統計用の機能や関数をどれだけ知ってるかが大切なので、必ず勉強する際もExcelを操作しながら手を動かしましょう。
必要な知識レベル
内容自体は中学数学がわかっていれば理解できると思います。
私も数学から離れて何年も経っているのでほぼ数学の知識ゼロで取り組みましたが、式を覚えなくてもExcel関数でなんとかなることと、繰り返しの勉強で合格できました。
勉強時間について
勉強時間は1日30分を3ヶ月コツコツ積み上げてなんとか合格しました笑
テキスト自体は1ヶ月目で一周するので、2〜3ヶ月目ではわからないところを重点的にやったり、過去問が無いというのもあって、演習問題や模擬問題を何回も解きました。
何度も反復して関数を覚えるような勉強法がオススメですね。
問題を解く時に気をつけた方が良いこと
勉強をする中でエクセルならではの気をつけた方が良いポイントをいくつか見つけたので紹介します。
セルの参照ミス
関数を使うときなどにセルの参照ミスをしてしまうことが何度かありました。
問題の中には1問目の答えを2問目で使ったりすることもあります。
1問目でセルの参照ミスをしてしまうと後の問題をすべて落としてしまうため注意です。
フィルタのミス
フィルタ機能を使う問題もあったりしますが、フィルタのかけ忘れや解除し忘れもやってしまいがちなミスです。
現場でもよくあるミスですね。気をつけましょう。
タイプミス
これもよくあります。テストはエクセルで問題を解いた後、答えをシートに打ち込むのですが、その時にタイプで入力してしまうとミスのもとです。解答欄にもコピペができるので極力コピペするようにしましょう。
実際のテストについて
流石に問題の内容までは公開できないので、テストを受けた時に感じたことなどを紹介します。
会場について
データサイエンス基礎はCBTテストなので予約すれば年中受験ができます。
私はパソコン教室で受験したのですが、特に教室がうるさいということもなく問題なく受験できました。
仕事をしてる感覚でテストを受けれた
テストの問題はエクセルを使ってデータを分析する問題になっています。
私は普段からGA4のデータをスプレッドシートに落として分析を行ったりするのですがそれに近い感覚で、まるで仕事をしてるような感覚でテストを受けることができました。
まさに、実務に根差した資格なんだなと実感した瞬間でした。
時間が足りなかった
問題を解くスピードですが、私は時間が足りずタイムアップになってしまいました。
原因はわかっていて、後で見直そうと思ってエクセルを軽く整形しながら問題を解いていたのがダメなポイントでした。
勉強中、模擬問題を解く時に面倒くさくてタイムを測るなどしていなかったのでテスト時間については「なんとかなるだろ」程度にしか考えていませんでした笑
余裕をこいてゆっくり整形しながら解いていた結果、タイムアウトになりました笑
また、エクセルの習熟度が高い人ほど色々なショートカットキーが使えて時間が短縮できると感じました。
ちなみに私のテストの結果はこちら
ギリ合格していますが、確率の正答率が壊滅状態です笑
苦手な確率を後で解こうと飛ばした結果がこれです。
さいごに
テストを受けてみた感想ですが、非常に有意義なテストだなと感じました。
私は現場でウェブサイトの分析をしていますが、仮説を立てたり、数字の推移を説明する際に今回の知識が非常に役に立つのではと期待しています。
今後は苦手な確率についての知識を深めつつデータサイエンス基礎で得た知識を実際に業務に落とし込む試みをします。
そして次はデータサイエンス発展の合格を目指して頑張りたいと思います!
みなさんもぜひ受けてみてくださいね!
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